学習目標

 

<探求する・考える・学ぶ>

カリキュラムとは、広い意味で、準備されたもの、そうでないものに拘らず、子供たちが日々経験するありとあらゆる学びの機会のことであるとイートンハウスは考えます。そして、学校に限らず、家や近所、旅行など、学校以外の家族やコミュニティーでの経験も学びであると考えます。イートンハウスでは、子供の学び、成長において、家と学校のつながりは大変重要であり、親とパートナーシップをとり、子供たちの学びの環境を作ることに努めています。

イートンハウスの提供する教育は、John Dewey, Lev Vygotsky, Howard Gardnerなど、幼児教育分野のリサーチを反映し、研究ともに進化しています。また、世界的に高い評価を得ているレッジョエミリアアプローチの発祥地である、レッジョエミリアのインファントトドラーセンターとも提携し多くの影響を受けています。

探求する-考える-学ぶカリキュラムでは5つの学習目標を元に、子供たちの学びのプラン、評価、分析を行い、リッチな学習環境に反映されています。

  • 社会における一員
    • 人・社会との係わり合いと自己の認識
  • 優れたコミュニケーター
    • 言語を含めたあらゆる手段を通したコミュニケーション力
  • 考える力
    • 創造力、ロジカルシンキング、算数、サイエンス、テクノロジーへの理解
  • 心身の健やかな成長
    • 健康、安全、バランスの取れた運動
  • 21世紀を生きる子供
    • 環境との共存

 

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レッジョ・エミリアの教育理念

子どもには 百とおりある。

子どもには 百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方

百いつでも百の 聞き方 驚き方、 愛し方 歌ったり、 理解するのに百の喜び

発見するのに 百の世界 発明するのに 百の世界 夢見るのに 百の世界がある。

子どもには 百のことばがある。(それからもっともっと)

けれど九十九は奪われる。

学校や文化が 頭とからだをバラバラにする。

そして子どもにいう 手を使わずに考えなさい 頭を使わずにやりなさい

話さずに聞きなさいふざけずに理解しなさい

愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ。

そして子どもにいう 目の前にある世界を発見しなさい

そして百のうち九十九を奪ってしまう。

そして子どもにいう 遊びと仕事 現実と空想 科学と創造 空と大地 道理と夢は

一緒にならないものだと。

つまり百なんかないという。 子どもはいう でも、百はある。

                                        ローリス・マラグッツィ田辺敬子訳

「こどもたちの100の言葉」より

 


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